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12月4日(木) 十二月大歌舞伎 [エンターテイメント]

本日の目的地: 歌舞伎座

12月歌舞伎の夜の部を観にいきました。
 
演目は
  一、 名鷹誉石切 (なもたかしほまれのいしきり)
     二、 高坏 (たかつき)
       三、籠釣瓶花街酔醒 (かごつるべさとのえいざめ)
          ↑は幸四郎さんが主演の悲劇です。
      演目.JPG  kabukiza.JPG
二幕の高杯は、歌舞伎の師匠Nさんから   
 「高下駄を履いてのタップダンスです」ときいて特に楽しみにしていた一幕

ここ数年、和と洋のコラボは注目されていますよね。
     でもこの演目のオリジナルが上演されたのは昭和8年
6代目尾上菊五郎さんが、当時の宝塚歌劇団のタップをヒントに思いついたのだとか。
   banner-0038.gif さすが江戸っ子 新しいものずきです。

 この年はちょうどミュージカル映画の "2 BIG" のひとり
     [ぴかぴか(新しい)]フレッド・アステア[ぴかぴか(新しい)]が映画デビューをした年。
     Fred Astaire.jpg    
かなりの高さのある2枚歯のゲタなので
 Gentleman フレッド・アステアのような優雅なタップとはいかないものの
       酔っ払い高下駄タップは楽しい一幕でした。

そうそう、
ビートたけしさん監督の映画「座頭市」の、ゲタタップのシーンは見たことありますか?
 このシーンも実はこの「高杯」からヒントを得ているのだとか。

めぐりめぐって新しい形。 
どんなオリジナルも、無からは生まれないってことですね  えつ
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 "Nothing comes from Nothing" s_8619618.png
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