1月22日(火)
ことの始まり: 善光寺
今回の旅もたくさんに方のお世話になりました。
中でもスタッフのUさんKさんには特に!
長野通のお2人にご教授を頂き、善光寺へ
「牛に引かれて善光寺参り」の善光寺、ここでは、お戒壇巡りというのができるんです。
↑ここから始まる回廊のどこかにあるという、御本尊さまのお部屋、
その扉の鍵に触れることができれば御本尊と結縁を果たせるという回廊です。
ホントに真っ暗です。 薄暗い、ではなく、なにも見えません。
おばけやしきのような怖さはないんですよ。
平日だったこともあり、人気もなく静かなのはとても落ち着きます。
ただお子様は泣いちゃうだろうなぁ。一寸先もみえませんから。
右側の壁を触りながら進むよういわれるのですが、何しろ広いお寺の敷地の地下。
※ 左側を触っていくとどこかへ迷い込んでしまうとか!!!
なんてことはないそうですが、地元の小学生だったら絶対そんなうわさを流すことでしょう。
手探りで壁をつたって歩くと、めぐり合いました。扉の取っ手。
ぶじ鍵も触ってご縁結び成功
あとは出口をさがして。。。と、声が聞こえる。
「鍵、あったんですか?」 前方の真っ暗闇から女性の声です。
「はい。ありました」 どきっとしつつも反射的に答える。
「そこにあるんですか?」 近づいてくる声。 怖い話ではありません◎
どうやら鍵に出会えないまま出口まで行ってしまった方が戻ってきたようなのです。
(気持ちはわかります◎)
手を伸ばしてすすめば、いらっしゃいました。ほわほわのダウン。
「このまま左を触りながらもう2m位…戻ってください。」
「さいですか。すみません。」
おばさま(たぶん) ぶじ触れたでしょうか。
彼女(たぶん)のお顔は一生わかりませんが、
早速のご縁ですね♪ えつ
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「牛に引かれて善光寺参り」(慣用句):
思いがけないことが縁で、また、自身の発意でなくて、
他のことに誘われて偶然よい方向に導かれること。 『日本語大辞典』(小学館)より