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2月9日(月) ダウト ~あるカトリック学校で~ [映画]

今日の試写会: Doubt

アカデミー賞4部門にノミネートされている映画(元は舞台)
   「ダウト」を観にいきました。
         doubt.JPG
       考えさせられる1本 です。

主要登場人物は
規律を重んじ生徒に厳しい校長(メリル・ストリープ)
 進歩的で生徒に理解のある司祭(フィリップ・シーモア・ホフマン)
ピュアで一生懸命な新人シスター(エイミー・アダムス)

舞台は1964年、アメリカ ブロンクス。これはとあるカトリックの学校で生まれた
banner-0038.gif「小さな疑惑」のお話。

Doubt は 疑惑 。 

  ひとを信じることはすてきなことです。
    ひとを疑うことは、できることならしたくないです。
でも絶対にどこかで生まれてしまうのが疑う気持ち。 ですよね。
 それをどうするかはその人次第だとしても。です。

「疑ってしまうこと」をテーマに作品を作りたかったという
監督/脚本のJohn Patrick Shanleyですが、
 そこでこのカトリック教会という設定にしたのがすばらしい◎

たとえば、裁判もの、たとえばビジネスマンの駆け引き、アクションものや恋愛物だったら、
ウソを見破り、トリックをあばき、謎を解決し、本心を引き出せば円満解決。
それをした人がヒーローです。

  でもひとを疑うことが罪だったら?

ひとは、まっっすぐに生きようとすればするほど矛盾がたくさんでてきてしまうようです。
どこかで息を抜かないと。
    
  これは、強くありたいともがいたひとのお話。
   doubt2.JPG
メリル・ストリープとホフマンの本気の対峙は見ものです◎
 感情を表に出さない役を演じるメリルから垣間見られる気持ちの層がすごい。

公開は3月7日だそうです。 "人間"に興味のある方はぜひ→   えつ
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"I have doubts. Such Doubts" from the Movie DOUBT
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