9月17日（木） 映画 「クヒオ大佐」

本日の試写会：　「クヒオ大佐」
実在の人物。伝説の（？）結婚詐欺師　エリザベス・ジョナサン・クヒオ大佐の物語
　　　　　　　　　　　　　　　　　『クヒオ大佐』　の試写をみにいきました。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　詐欺テクニック　　　　　　★☆☆☆☆
　　　　　　　　 　　可笑しい　　　　　　　　　 ★★★★★
　　　　　　　　　　　オカシイ　　　　　　　 　　★★★★★
原作は吉田和正、脚本は香川まさひろ、監督は吉田大八（「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」）
出演は、堺雅人、松雪泰子、満島ひかり、中村優子、内野聖陽　他

　◎　僕だって私だって幸せになったっていいはず　◎　
　　　　　　　　　　　　なんて　思ったことのある方にはぜひ見ていただきたい1本　　です。

ではこの後は映画の入り口をご紹介しましょ。

*************** 　続き　↓↓↓↓↓↓　**************　
時は1990年代初頭
　湾岸戦争勃発により、日本の人的貢献の有無が問われていた頃のお話です。
　　　　「母はエリザベス女王の妹、父はカメハメハ大王の末裔。
　　　　　　　結婚スれば軍から3億円　結納金　デます。」
36歳アメリカ人。軍特殊部隊ジェットパイロットと名乗るクヒオ大佐（堺雅人）は
　そんな流暢なカタコト日本語で次々と女性からお金を騙しとる　実は結婚詐欺師。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しかも本当は日本人。　なのです。
　　
　　　　なぜ彼女たちは簡単に騙されるのか。　なにが彼をアメリカ人だといわせるのか。
　　
これは、実在した詐欺師、クヒオ大佐の数日を追った
　　　　　　　　　　ちょっと切な可笑しい　　そんなコメディー

　　真剣に子供のような裏工作をするクヒオさんを演じる堺さんは最高です。
　　　　　　　　　　　知的な役から天然まで、そのもち札の多さには今回も感嘆しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
とはいえ　このクヒオ大佐、
　どうして騙されてしまうのかわからないくらいわかりやすい手口をつかうのです。
わかりやすいというか、ちょっと考えたらありえない話(笑）というのでしょうか。
　　　　　　　　　でも　現実でも、なぜか次々と女性が騙されていったわけですよね。

だます方もだまされる方も、それは幸せになりたいからで　　
　幸せになりたいと思うのはあたりまえのことだし、ちっとも悪いことではないのですけどね。

もちろん、クヒオさんの「幸せへの手段」は200%間違っています。
　　　本当ならぜひ根性をたたきなおしていただかなくてはいけなければいけません。

　　　　でも、ついつい笑っちゃうのがこの映画◎　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　このクヒオさんはホントに憎めないんですよ。

　　あ　こうして女性陣は騙されていくのかしら...　危険危険（笑）

でも見終わったときにはね、
　　すっかり騙された女性をみても　騙されなかった女性をみても
　　　　結局彼女たちの方が1枚どころか5枚も6枚もうわてだった。と気づかされるのです◎

女性は強いですね。
　　　そういえば、歯医者さんのとある検査でとても痛い注射を受けたとき
「ガタイのいい男性でも泣くくらい痛いですけど大丈夫ですか？」といわれたことがあったのね。
　　大丈夫ですよ。と強がって受けたら恐ろしく痛くて大変なことになりました（苦笑）

　あのとき、「強そうな女性でも泣くくらい痛いですけど大丈夫ですか？」って聞かれてたら
違う方法にしてもらっていたかもしれません。

　実在するなら会ってみたい　とその手口を知れば知るほど思わせるびっくりなクヒオ大佐。

公開は10月10日。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
会ってみたい方は安全な劇場へぜひ→　◎　　　　　　　　　　　えつ
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　　　　「モシモシ？　イマ、イスラエルの上空。」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　from the movie クヒオ大佐