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4月18日(土) 愛を読む人 The Reader [映画]

今日の1本: 愛を読む人 The Reader
   
ケイト・ウィンスレットがアカデミー賞主演女優賞を受賞した作品
  「愛を読む人」の試写会へ行ってきました
                  the reader.jpg 
これは
     とても 誇り高き女性 の物語 
                        Loved IT ◎ すばらしいです。

まずはストーリーをほんの少しだけ --
ドイツが舞台のこの作品は、弁護士となったマイケルの回想として幕をあけます。
1958年、15歳のマイケル少年は、年上の女性ハンナと出会い、ひと夏の恋におちました。
 月日は流れます。 
  そんなふたりが再会したのは、とある裁判の法廷だったのです…

前半は
ハナ役のKateもすてきだけれど
   マイケル少年役のDavid Krossの演技がすばらしい!と思っていました。
 でもちがいました。 (いえ違わないのですけれど◎)

 banner-0038.gifやっぱりKateでした これはオスカー獲るでしょう。

ラブストーリーです。でもそれだけではなくて
                    the reader2.jpg
      ナチと、道徳と、正義と、 ひとのこころ 。
  その状況で何をするのが正しかったのかわからなくなる中で
                         涙があふれてしまう一本です。
                                  
   (If you were there,) "What would YOU have done?"    by ハンナ

たとえばハンナと同じ状況にいたらどうしますか? もしくは、
 ハンナの気持ちも、真実も知っていた上で、私が陪審員だったらどうするでしょう?

そういう状況ってこの先実際にありえるのですよね?裁判員制度で。
   もし呼ばれたら覚悟はちゃんとするし、最善をつくします。 けれど、

正しい判断ができたかどうかなんて一生わからないまま抱えていくのでしょう。
                                         と思うのです。

 「愛を読む人」
人間の不確実な弱さと、同時に存在できる心の強さに
                     とても切なくなる一本。

 原作は『朗読者』by ベルンハルト・シュリンク
監督は『リトル・ダンサー』『めぐり逢う時間たち』のスティーブン・ダルドリー
  脚本は『めぐり逢う時間たち』のデイヴィッド・ヘア
   
   最後の決断のシーンに「本」が使われるのもとてもうまい。
 
公開は6月19日(朗読の日)です →  ぜひ    えつ
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"Tell Michael I said Hello."
       from the movie The Reader

主演女優賞受賞後
時間の限られたインタビューの場で、
  ドレスのことや、ベッドシーンのことを質問した記者に対してケイトがいいました。
「そういうことを聞かれると、ついおかしくなっちゃうの」

気持ちがとてもよく分かります。
 映画を観たら、きっとわかります。 よ      えつ
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